視察3日目の午前は、新潟県上越市にある直江津港の
「直江津LNG受入基地」を視察しました。

これは国際石油開発帝石(株)が2014年に運転開始をめざすもの。
18万kLもの巨大LNGタンク2基と
海上で停泊するLNG船とタンクを結ぶ
何本もの太いパイプ設備などが建設中でした。
ここから自社のパイプラインで
関東甲信越のガス卸会社にガスを供給するそうです。

すぐ隣では中部電力が今夏に運転開始を予定している
LNGによる上越火力発電所(総出力238万kW)が建設中で
そこにも同じ巨大タンクが3基ありますが
そことも時にはLNGを融通しあうそうです。

以前は直江津港と室蘭港を行き来するフェリーがありましたが
今はありません。
また貨物取扱量は石狩湾新港より少ないです。

ですが、直江津港は今後エネルギー供給港湾として大きく発展しそうです。
石狩湾新港の5年先、10年先の様子を見ることができた気がします。