今日は札幌市消防学校で開かれた札幌市西消防団の消防総合訓練大会に出席してきました。

 開会式から訓練が始まるまでの間、来賓出席者によるAED体験会が実施され、いきなりご指名を受けて動揺しましたが、西町と二十四軒の各連合町内会長さんとともに、女性消防団員の方のサポートを受けながら、実践さながらに心肺蘇生、119番通報、AEDの実行を協力して行いました。
 何度にもわたる30回連続の心肺蘇生は大変でしたけれど、車の免許を取る時以来の貴重な体験をさせていただきました。

 札幌市西区には琴似、発寒、八軒、西野、西町地区の5つの分団があり、それぞれの地域で地元の住民による消防・防災活動が行われています。
 当日は約200名の団員の方々が日頃の訓練の成果を披露されました。

 訓練の種目は「小隊訓練」「小型ポンプ操法」「放水救出訓練」の3つで、このうち「小型ポンプ操法」を除く2つで、各分団ごとに正確さや速さなどの順位を競いました。

 「小隊訓練」は隊列の動きの正確さなどを競うもので、各分団25人程度の団員らが合図に合わせて息の合った動きを披露しました。

 「放水救出訓練」は4人1組となって連係プレーでホースをつなぎ、火に見立てた的に素早く放水。消火後、西消防署の隊員が救助したけが人を引き継ぎ、応急処置と搬送を完了するまでの時間と正確さを競うというものです。

 風の強い中での訓練大会でしたが、団員の皆さんは真剣に取り組んでおられました。
 地域の安全を守って下さっている消防団員の皆さんにあらためて感謝を申し上げます。